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QSLカードの書き方

皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。私は前日までに課題をほぼほぼ消化したのでめちゃめちゃ寝てます。休みは寝るのに限ります。てことで余裕があるうちにQSLの書き方を教えておきます。

 

準備するもの

今回はコンテストログからQSLを印刷するやり方を記します。そのため以下のソフトを準備してください。

CtestWin

hamlog

公式サイトのリンクを貼っとくのでインストールしていない場合は準備してください。

e.gmobb.jp

www.hamlog.com

私は面倒くさがりの悪い子なので常に最新版に更新したりはしていませんが皆さんはコンテストルールの変更などなどあったりしますから常に最新版にすることをお勧めしておきます。

 

CTESTWINからデータを出力

CTESTWIN

上記画像のようにCTESTWINにコンテストログを入力してある状態から話を始めます。

 

まずファイル出力のHAMLOG CSV出力を選びます。

 

これで適当な名前を付けてCSVファイルを出力します。次にこれをHAMLOGで開きます。

僕は普段はREmarks1に送信ナンバー、受信ナンバーチェックを入れて、REmarks2にコンテスト名を入れています。

今回はこれ以降の画像ではRemarksを空にしていますがきにしないでください。

HAMLOGにインポートする

CTESTWINを閉じてHAMLOGを開きます。オプション→データの保守→データのインポートをクリック。

 

CSVファイルからを選択して開くを押します。さきほど保存したファイルを指定して開きましょう。

警告メッセージとして 以下のようなものが出ますが今回は はい を選択します。

下記の画像のようにデータがインポートできれば成功です。

HAMLOGを用いたQSLカード印刷

ハムログのオプション→QSLカード印刷を選択します。

するとポップが出ますから 定義ファイル(F)を押して定義ファイルを選択します。ここでは白紙縦を選択しました。定義ファイルはハムログをインストールしたフォルダにあります。

定義ファイルを選択したらイメージで仕上がりを確認できます。何もしないとコールサインすら正しく表示されませんから編集(E)でいい感じに書き換えてください。

 

こんなもんかなってのを以下に示しときます。

JCCとGLは調べないと分からないと思います。jccはjarlが指定してますので以下のページを参考にしてください。

www.jarl.orgGLは印刷会社のアイカラーさんのページから簡単にわかります。今回はデザイン面の印刷はされている前提で書いていますが、そういった紙がないときはアイカラーなどの印刷通販を利用するのもいいと思います。

www.icolor.co.jp

 

それから上の画像ではrigなどの欄が空白になってますがこれはRig/Antのところで設定すると埋まるようになります。

freqは周波数、rigは無線機の名前、あとはそのままです。

 

追記:注意点

まず一点目はシンプルで「記念局にはQSLカードは送らない」ということです。8Jや8Nなどから始まる記念局はいわゆる"1way"(記念局側はカードを発行するけど送ってこないで)という形態をとっています。送ってしまうとJARLのカードの仕分けが大変になってしまいますから気を付けてください。QSLの欄をJからNに変えておくとよかったと思います。(僕はよく印刷してから気づいて抜いてますけども)

 

二点目、(これは後輩たちには関係ないことかもしれないけれども)、相手からQSLカードをもらうか ということです。数年前まで私らの高校もQSLカードを発行していなかったことからもわかる通り、金銭的な負担もあることなので発行していない局さんも少なからずいらっしゃいます。(僕の代のカードだって僕の私的資金で作ったやつだったしね...)

とりわけコンテストについては交信でQSLカード交換の約束はしていません。なので局によって対応は様々で「全部発行する」局さんもあれば、「届いた分は返す」だったり「発行しない」だったり「電子カードのみ発行」だったりあります。

普段の交信であれば(約束したのなら)PSE QSLと書いてだせば大丈夫なのですけども、コンテスト時は約束してないのに図々しいと言えなくもありません。様々インターネット上の文献を検索してみましたが、一般的な解は見つけられませんでした。

QSLカードが欲しいならPSE QSLで大丈夫かなと思いますし、相手からのカードを期待しない場合はPSE QSLの部分を1wayに書き換えてもよいとは思います。(僕は何度か「負担であれば1wayでも結構です」みたいに書いたこともありますが、あいまいな表現は避けるべきかと思います。)

 

三点目、ダイレクトで届いたQSLカードへの対処です。基本的に紙のカードの場合はJARL経由で来ますが、「交信の相手方がJARL未加入」あるいは、「相手局がQSLを発行してくれるかわからないのでPSEでカードを送る」といった時には郵送で直接来ることもあります。うちの高校の場合は、紙で発行されているJARLの会員局名録に記載されていない(間に合わなかった)ので相手方が非会員局だと思ってダイレクトで送ってくることもあります。届いたら交信履歴があるかを確認し、JARL.comで会員か確認してください。僕の時は会員であればJARL経由で送る旨をJARLメール転送サービスのメール("コールサイン@jarl.com")におくっていました。会員でないときは向こうの住所がわかるようでしたら郵送しました。参考になればと思います。

QSLカードを送る

基本的にはjarlの島根ビューロに郵送するというのが紹介されています。ただ、まあ面倒くさいので転送サービスをやってるところに頼むのも全然アリです。

 

お店でも転送サービスをやっているところもありますし、JARL本部(大塚)のビルの郵便受けにJARL QSL用のBOXがあったと思うのでそこに入れてもよかったと思います。

<2017年12月からサービス開始>電子部品販売の「マルツエレック」、全国13か所の店舗に「QSLカード転送ボックス」を設置 | hamlife.jp