はじめに
大学を卒業するということで卒業旅行で九州へ、ついでに学会にも出てしまおうという旅をしてきました。
しかし、金がない!!ということで一泊五日のちょっと過酷な旅、だけども限界旅行ではない程度の旅になりました。
日程調整
3月は多くの学会が開催されますが、今年は九州産業大(福岡県)で開催の電子情報通信学会総合大会に参加することにしました。それに合うように旅程を組んでいくということで日程はおのずと決まりました。
私費で行くのでちょっと変な旅程でも税金ではないので何も文句を言われることはないことはここで言っておきます。
旅程紹介
学会の学生ポスターセッションに出るとして、3/12は九州に朝からいないといけません。しかし、私は絶望的に朝が苦手なので朝一番の飛行機で博多に向かうというのはちょっとリスキーです。
前泊してもいいけどもそれは宿泊費がかさむなあ...ということで今回は寝てればつく、フェリーで行くことにしました。
東京(?)から北九州、新門司港へのフェリーは二つあります。オーシャン東九フェリーと東京九州フェリーです。前者は東京港から、後者は横須賀港から新門司港を結びます。前者は夕方に東京をでて翌々日の朝5時過ぎに新門司に、後者は夜23時にでて、翌日21時につくようなフェリーです。
つまるところ、オーシャン東九で朝5時に九州入りし、学会参加、その後23時の東京九州フェリーで帰れば0泊で帰ってこられるのです。
今回は私費の旅行なので一泊九州に泊まることにしてこの二つのフェリーを利用して移動することにしました。
- 3/10日、オーシャン東九フェリー乗船
- 3/11日、徳島港で四国接岸、24時間船の中
- 3/12日、新門司港到着(32時間ぶりに陸へ)、学会参加、ホテルへ
- 3/13日、観光、23時の東京九州フェリーへ乗船
- 3/14日、横須賀港へ(21時間ぶりに陸へ)
事前準備
旅の初めは切符から、ということで切符を取ります。東京九州フェリーは乗船日の2カ月前、オーシャン東九フェリーは一カ月前から予約が開始します。とはいってもそんなに人気ではないはずなのでたぶん頑張って予約しなくてもよいはずです。
で、できるだけ安く予約する方法ですが、まずオーシャン東九フェリーにはそんなものはありません。どうやらちょっと前までは旅行会社経由で安くなったようですが今は公式サイトからの予約しかありません。公式サイトではWEB決済割引があったりしますが、学割と併用できないので学割を適応して終わりです。
東京九州フェリーは関連会社のヴィーナストラベルという旅行会社からいくつかプランが出ています。これを利用するといい感じに安くなります。船内で使えるクーポンみたいなものもついてきたりもします。
鉄道についてはJR九州といえば課金大好きな会社で遅延が発生しても特急だけは払い戻しにならないように全力で運行することで有名です。ということで、遅刻できないときには特急への課金が一つの手段になるわけですが、JR九州はネット予約すると特急が破格になります。乗る列車まで決めた旅程は面倒なのでとりあえず出発前に会員登録だけ済ませておきました。余裕があればJRQクレジットカードを作っておくとそれを使った決済で安くなるということもあるようです。どこも自社のクレジットカードでポイント還元ってやりますねよね...。
出発の日
オーシャン東九フェリーは東京港フェリーターミナルから出ます。東海汽船なんかは東京竹芝旅客ターミナルからでますし、クルーズ船は晴海旅客ターミナルや船の科学館のところの東京国際クルーズターミナルなんかを使うと思います。東京港フェリーターミナルはそれらと比較して全く知名度がないターミナルとなっています。
それもそのはずで東京港フェリー埠頭公社(現・東京港埠頭)によって設置、管理されているのに乗り入れている船はオーシャン東九フェリーしかありません。そのためオーシャン東九フェリーを知っていなければ東京港フェリーターミナルなぞ知るはずがないのです。
そんなわけでとりあえず重要なのはオーシャン東九フェリーに乗るには東京駅に集合すれば良いということです。
ここで、出発前にメールが届き、一陸技に合格したことがわかりました。このタイミングでかよ!と言われたりしましたがまあ晴れやかな気持ちで旅行に向かうことができそうです。

合格通知
さて、東京港フェリーターミナルへは一日一本だけ船の時間に合わせて東京駅からのバスが出ています。ということでお昼に東京駅に集合し買い出しをしてから向かうことにしました。
東京駅で待ち合わせをするのはなかなか難しい...というのはまあそうだろうと思います。今回は東京駅での待ち合わせを確実にするため一周回って有名な最弱出口に集合することにしました。

一周回って有名な東京駅
3時集合でしたがまあ絶対に遅れてくるやつがいたのでそいつには30分早い時間を教えて集合しました。東京駅は東京駅からいくよりも有楽町駅から向かう方が圧倒的に近くて便利なので京橋口から向かいました。
有楽町から銀座方向に向かうとOKストア銀座店があるので銀座で買い物をしてバスに乗ります。

フェリーターミナル行き乗り場案内
バス乗り場は6番乗り場、16:50分の最終バスでフェリーターミナルへ向かいます。
バスまで時間があったので東京駅切符売り場で九州の切符を購入します。なんとこのとき、財布を忘れたバカがおりましてその分立て替えになりました。
路線バスというよりかは高速バスのようなものにのられて1時間弱でフェリーターミナルへ到着しました。


フェリーターミナルへ
フェリーターミナルまで乗った人は20人程度でしたが、待合室にはもう数十人いました。事前の情報収集だと新門司からの乗り合いタクシーは1台4人とかその程度の利用者数と聞いていましたので東京の時点でその程度なのかなと思っていました。


さて、この日は平日ですから19時発、徳島に翌日13:20着で翌々日5:35に新門司につくようです。大体18:30くらいから徒歩での乗船が開始し、さっそく荷物を部屋において甲板に出てきました。自殺防止のフェンスが安全性を醸し出しています。


オーシャン東九フェリーin東京港
オーシャン東九フェリーは出航直後に東京ゲートブリッジの下を通るのが見もので、出航からゲートブリッジまでの間は多くの旅客がデッキに出てきていました。
瀬戸大橋でもレインボーブリッジでもないけど、それ魅力!ゲートブリッジ、魅力!

ゲートブリッジ
ゲートブリッジをくぐると客室に戻っていきました。我々も旅客フロアに戻りました。今回乗ったのはオーシャン東九フェリーに使われる4隻のうちフェリーびざんです。フェリーしまんと・フェリーどうご・フェリーりつりんというのもありますが、多分ほとんど一緒です。

乗船記念
OKストアで買った食べ物はロビーでおいしく食べました。

ロビー

船内図
二日目
この日は一日中オーシャン東九フェリーで過ごします。13時ごろに徳島につくということなので明るいうちに紀伊半島やら四国の海岸線が見えるということになります。
あまりチリが特異なわけではないですが、串本だけは判別できました。

串本!くしもと大橋が特徴的
串本といえばデーン人が住んでいるところですね。
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串本は本州最南端ということでそっちの方が有名でしょう。潮岬と紀伊大島をつなぐのが串本大橋でループになっています。レインボーブリッジ的な。
ざつ旅でも行っていたと思いますが、こんど一人で行ってみますかね。
zatsutabi.com
さて、部屋でやることといえば決まっています。桃鉄ですね。
アマチュア無線家が集まればハドソンの桃鉄をやるのは当然と言えます。ハドソンはもともと無線ショップだったり、ハドソンのハチはエイトビーといってアマチュア無線のエリア分けで北海道が8エリアであることに由来するとかそういう話、有名ですよね。だから桃鉄をやるんです。コナミのゲームじゃない、ハドソンのゲームだとそういう事です。ぷよぷよもセガじゃない、コンパイルだ!

桃鉄
よって、4アマの彼がボンビーで大負けするのは当然のことと言えます。いつもより額がデカい気もします今作。とにかく3アマをとろう!!
ちなみにハンディ機を持ってこようと充電したらそのまま忘れてきたので今回は無線は無しです。
桃鉄で遊んでいたらいつの間にか徳島に入港です。


どうやら徳島で降りる人が多いようで、結構な人が下りていきました。乗る人は何人かクイズで対戦したところ5人でした。私の予想は4人でした負けました。
このフェリーはどうやら四国旅行を推しているようで、船内にはお遍路などのポスターもありました。


徳島推しポスター
船の名前も四国各県の名所をひとつづつとって名づけしているようで、四国への思いを感じます。
お遍路といえば水曜どうでしょうくらいしか思いつかないのですが、寺の名前はなにもわかりません。
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また、この日気になったのは電話です。船舶電話とありますが、電気通信主任技術者(伝送交換)としては見逃せません。2025年には公衆交換電話は廃止されすべてIP化されたはずなのでこうした電話も裏側の技術は大きく変わっているはずです。また、衛星電話なら衛星地球局と衛星が無線通信しているはずでとても面白そうに思います。

電話
三日目
朝5:30には新門司港入港ということで、前日夜中までバニーガーデンで遊んでいた我々はほんの数時間で起きることになりました。バニーガーデンのほうが桃鉄より盛り上がってしまった。こうやって追われず時間を無駄にするのが楽しいんですよね。

入港するとされる地図
もうすぐ入港となってから実際に下船するまではそこそこ時間がかかるわけでおなかがすいて我慢が利かないやつがカツサンドを買っていました。壁に耳があっても食には目がないね。

カツサンド
カツサンドを解凍している間に下船のアナウンスが入り、奴はサンドをくわえながら下船することになりました。


新門司に下船!
新門司では船内で予約した乗り合いタクシーで門司駅へ向かいます。今回は3台のタクシーが来ていました。ネットで調べた感じより多かったですね。
さて、門司駅に着いたら朝ごはんを考えます。とはいえ6時とかいう朝っぱらから空いている飲食店はまあないので門司から移動します。
門司駅にはじーもとかいう怪物がいました。スポンジボブの人手かな?


門司駅
門司駅からは小倉駅方向、下関駅方向、門司港駅方向と多分3方向に路線があります。
よく間違われるのか、門司のレトロ観光は門司駅ではなく門司港駅であることの注意が至る所に貼ってありました。門司港からは下関側に連絡船が出ていてそれに乗って関門海峡を満喫するのもいいなと思ったのですが、流石に船は飽きたということで電車で下関に向かいました。本州に逆戻り、九州の滞在は1時間もないですね。
門司の時点ではまだ空がくらいですが、すぐに夜明けを迎えました。
下関には唐戸市場、漁港があります。漁港の朝は早いのでそこでフグでも食おうという話です。土日なら寿司を売ってたり賑わっているそうなのですが平日のこの日はそういったこともなく、食堂に入ります。


下関唐戸市場
漁港の前はすぐ関門海峡です。関門橋も見えました。関門橋のあたりが壇ノ浦です。寝れないんだよの壇之浦レポートのところです。
dic.nicovideo.jp

関門橋
時間があれば壇ノ浦からの徒歩ルートで関門海峡を渡ってみるのもありだったのですが、学会の時間が早まってしまったので断念しました。またいけばいいよね。
とはいえ、少し時間があったので下関を散策しました。遊園地の近くに明治天皇ご上陸の碑が立っていました。右翼の彼は写真を撮りまくっていましたが、私はどっこいです。

天皇上陸の碑
この朝焼けがいい感じになってます。
下関駅は西武線のような電車がいっぱいいました。本州ですから帰ってきたようなものですよね。
とはいえ乗るのはこれではなく最初に乗ったやつと同じものでした。

西武鉄道下関駅
下関からは小倉のりかえ各駅停車で九産大へ向かいます。


九産大前
九産大でセッションをこなしたはいいものの、寝てないためフラフラで途中離脱でさっさと宿に行って寝ました。
宿は西新、博多の西の方です。西新井みたいな感じでまあほとんど東京です。
私としてはとくにベスト電器が懐かしくて写真を撮ってしまいました。家電量販店一位だった企業ですからまあ知ってて当然だよなぁとおもったけどもみんな知らない様子でした。

ベスト電器
ラーメンとか食べたのですが写真はないです。ということでこの日は終了。
四日目
朝食を宿で済ませて博多駅から適当な電車にのります。

博多to二日市
筑紫野市、二日市駅から二日市温泉に行きます。駅に着くまで雨が降ってましたが降りたらやみました。


二日市駅
駅から少し歩いて博多湯に到着。ここで温泉に入って、二階の休憩所で課題をやりました。

博多湯
その後、西鉄二日市から大宰府へ。大宰府天満宮は改修工事中のようで木が生えた仮社殿が建っています。


大宰府が読めないらしくずっと「だいざいふ」だと思ってた馬鹿と梅が枝餅と麻生太郎の親戚、麻生太吉が作ったトンネルに行きました。


餅と麻生太郎の親戚のトンネル
www.crossroadfukuoka.jp
大宰府を観光したのち、西鉄で薬院、地下鉄に乗換え次の目的地を目指します。
地下鉄は橋本行、これもう都営新宿線かな?京王線に帰ってきたような行先でした。


西鉄から地下鉄へ
六本松で下車し、科学館へ。ぬれずに入れますね。


科学館はいろいろセンサーがついてて遊べる系の展示が中心でした。
私は銀河を作りました。

銀河作るやつ
科学館を満喫したのち、小倉まで移動して帰りのフェリーに乗らなくてはいけません。ここで効いてきたのがJR九州の会員登録でした。
新幹線がトラブルで遅延しているなか、地下鉄のなかなから特急を予約しました。今回はQRコード切符を利用したところ特急きらめきに乗車券プラス数十円で乗れました。完全にバグっています。


特急きらめき
よる飯は小倉でいただきました。やきうどんです。
なかなかの量で満足しました。


うどん
うどんを食べて正直おなかいっぱいでしたが、スーパーで適当に酒などを買って船に乗りました。


東京九州フェリー
23時30分出航で翌日21時頃に横須賀につく手はずになっているので風呂に入ってさっさとねます。
五日目
雷鳴のような音で起きました。そしてなかなか揺れています。東京九州フェリーはなかなかの大型船なのであまり揺れないというレビューを見て安心していたのですが、どうやら違ったようです。
後で聞いた話、売店で店員さんも吹っ飛んでたらしいので多分相当揺れてました。
そんな感じでこの日は特に何もできませんでした。
ロビーに出ても外をぼんやり眺めている人しかいません。
風呂も閉鎖されていました。
でもご飯はおいしかったです。





フェリー内部
下船もしけの影響で一時間程度遅れました。横須賀港は横須賀中央駅から徒歩10分程度なのでまあそのままあるいて何とか終電前に帰宅できました。

横須賀中央
雑ですが終わり。