人の話は詰まらない。
世の中の話を
1.興味ある話
2.興味ない話
に分類できたとする。
2の話はつまらないから1のみを考える。興味があるということは少なからず自分でも調査し、ある程度の知識は持っているはずである。
ただ、知っていることを話されてもつまらないし、知らないことを話されても「それが嘘ではないか?」と疑い、後で自分で調べたりすることになる。もし調べたりしないならそれは本当は興味がない事柄だったということであって、つまらない話だったということになるし、後で調べるなら結局その場では話半分でつまらない話だったということになる。
何と言うことか!すべての話がつまらないという事になってしまった!
議論の穴
先の議論には考慮されていない事項がいくつかある。例えば
·興味ない内容の途中から興味が出てくるような話である
·調べても簡単には情報を得られない話である
などが考えられる。
前者については「あのアニメ、5話から急に面白くなってきたな!」といったように多くの人が経験した事があるだろう。先程までは話の興味に対するパラメータは静的に考えていたが動的な場合を考慮するとこのように面白い話の存在が見えてくるということだ。この場合、事前に情報収集するといった時間的猶予はなく、面白く感じると考えられる。
後者については個人の経験や体験などが挙げられる。「昨日彼女と船の科学館行ったんだよ~」なんて体験談はその場でしか聞けないし面白い話の可能性がある。
同人誌もそういう気がしていてなるべく製作記事を中心に買わせてもらった。
技術書典で買った本
ゼロから作るVVVFインバータ制御電車
ざっと見た感じ、中学生の頃に買ったような鉛バッテリを三相交流に変換してモータを駆動しているらしかった。鉄道車両の一部として名前は聞いたことあるVVVFだが、実体はあまり知らないので楽しみだ。
あと、PICを用いたような回路図もあった。自分でも使ってみたいなーと思っていて、書き込むためにC言語をどうにかかけるようにしないととは思っている。
作る! 電卓 ハードウェア編
汎用ICの74シリーズを用いた電卓と見受けたので購入した。ディジタルの入門は電子サイコロと相場が決まっているらしいが、計算機も面白い。春休みにでも組み立ててみようと「CPUの作り方」のTD4用のパーツを購入しておいたが結局腰をヤッてしまったのもあって放置になっている。ディジタル回路にも早く触れてみたいものだ。
5万円握りしめて同人ハードの世界に足を踏み入れた話
我是日本人。我学習电子产品。
訳わからなかったので購入した。機械を学んでいる訳では無いので応用例などよく知らないので言うことはない。構想から生産販売までの一連の流れが面白そうだった。
例えば「コミケで吉里吉里使わないでノベルゲームつくったよ」とかいった技術書とかもできるのかなと思った。どうすか。
オフライン参加の感想
フーリェ変換学習ノートは大学生っぽい人がちらほらと買っていきました。お友達ときて「お前フーリエ変換落としたんだから買ったら?」なんていうジョークが飛び交っていました。僕だったらそういう関係の友人には「落単したお前には理解できないからやめとけ」と言いますかね...hihihi。
わかりやすく書かれた理論的な教科書というものはいっぱいあると思うので、私としてはフーリエ変換学習ノートの売りはプログラミングコードだと思うんですよね。自分で打ち込んで結果を出力させてみるというのは高尚な参考書ではやりませんし、簡易な入門書でも至りません。
個人的には渋谷道雄先生の「Excelで学ぶフーリエ変換」という書籍がなかなかわかりやすく、excelシートで手を動かして確認できたので良かったと思いますが絶版になってしまいました。フーリエ変換学習ノートはPythonで出来るという点で有償のソフトがなくともできますし、そういう需要に突き刺さるかなと私としては思っておりました。
あまり「こーいうの探してたんだよ!」って声はなかったのでさみしいです。同人イベントは客と商人の関係ではない、是非色々な話がしたいです。
(もっとも著者ではないのであしからず。)
タンノ電子計算 Vol.2 ・手持ちの測定器で電波天文 については内容が難しかったのか予想以上に手に取ってもらえなかったなと思っています。声を聞く感じ、大抵の方が分子軌道の話あたりで躓いてる気がします。「分子軌道を電子が遷移するときに電磁波が発生してそれを観測することでなんの元素があるかわかるんですよ~」っていう話に繋がるのですが...。
とはいえ自分の同人誌を自分で解説するなんてのは馬鹿らしいのでこのへんで。
春休みはトランシーバの制作を進めたいので時期的に5月の技術書典はpassかもしれません。その場合は夏コミにノベルゲームでも作って出そうと思います。吉里吉里使わずPythonのtkinterで書かせてその制作記的な技術書も書かせて一石二鳥でいきましょう!「ウシゴメソフト」の次回作にご期待。