今季アニメはかくしごとがイチオシといったがノーチェックだった「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(はめふら)が結構面白かった。
転生ものは異世界スマホ、デスマーチ、転すら、平均値、reぜろ、オーバーロード、このすば、異世界チート等々見てきているが、はめふらはかなり面白いといえる。
まず、はめふらは他と違い破滅を回避するという目的をもって進行していく。自分の未来を知っているということが前提にあるものであり、そこがよい。異世界を楽しもうということでなく純粋に生きるために集約された行動は人間の本能まま、生物の本能ままであり、そういった自然の摂理せえも表現している。特に敵がいる訳ではないものの、日常アニメでもない微妙な位置であり新ジャンルといっても良いだろう。
ゲーム転生ものとしてもRPGが主流ななかで乙女ゲームの貴族社会を舞台としたところも本作の特長といえよう。私はCities: SkylinesやEuro Truck Simulator 2といったシミュレーションゲームや信長の野望程度しかやらないのでぜひアマガミ、ぬきたし等やってレビューしてみたいといった感じで、乙女ゲームは全くの素人なのだが、なんとなく分かってきた気がしている。
