はじめに
箱根山を知っている人は多いと思う(著者調べ)。もちろん23区内にある人工の山の方であるが、これは山手線内最高峰だとか言われている。ここでの最高峰は指定範囲内におけるもっとも標高の高い山を指すからして、スカイツリーの方が高いなどというつまらない指摘は無用である。
さて、箱根山はこれは人工のものであって、では天然物はどうかといえばそれは愛宕山である。
愛宕山とは
愛宕山は全国各地に存在するが多くは愛宕神社と関連して名づけられている。例えば秋葉原が秋葉神社が由来でつけられたとかそういった類のものである。ようは地域のランドマークをそのまま地名にしたようなもので、現代的に言えば滋賀県のマキノがマキノスキー場が由来であることに似ている。(おまえスキー好きだよな。)
で、今回行ったのは港区のものである。これは25.7mであり、東京都23区最高峰らしい。最寄り駅は日比谷線の神谷町(神保町ではない)で、オフィス街にある。
模範的なぶくがかーの認識
模範的なぶくがかーは「1.NHK放送博物館がある」、「2.ヤマノススメの聖地」という二面性をもってとらえていると推察される。
1.については往年のマイクロフォンやラジオ、TVの受信機などが展示されているという点でとても興味深い。東京通信工業やといって「ああ、ソニーのことね」とわかる人にとり、ラジオの技術が日本の電気電子業界を支えてきたことを理解されていると思いますが、まさにそういった歴史を知れる面白い場所ということができる。
2.については説明するまでもない。あおいが西武百貨店のひだまり山荘で登山道具を見た帰りに立ち寄った山である。公式にいくつかアニメのカットが上がってますので参考にされたし。
ヤマノススメネクストサミット、アバンの愛宕山です、東京都内にあるのでアクセス簡単、ナメてかかると階段けっこーキツいですよ!是非足を運んでみてください! pic.twitter.com/W0Eo0h9mhl
— しろ (@siro700) 2022年10月19日
最高峰に挑む
戦いは昼下がりの都内某所から始まる。神谷町の三番出口からでると近いらしいが四番から出たので早速迷子になった。都会は恐ろしい。
頼りないGPSを信じて進めばトンネルの手前に参道が見えてくる。もっとも今回は男坂を上るために来たのでスルーした。年末休館で博物館もやってないらしい。
トンネルを抜けるとそこにはエレベーターがある。これで山頂まで一気に行けるらしい。これはTwitterで見た。
これもスルーしていい感じに進むと入口が見える。
出世の石段。石段でなく医師団なら出世もいいところだが、果たしてどうなのか(つまらなすぎて森)。この石段、例えるなら江の島の石段に似ている。とっても急でながい。ただしタコせんべいが食べられないのはマイナスである。
放送博物館はお休みだったのでまたの機会に。またテキトーにお誘いしますのでリアクションください。
このまま道なりに下山した。
時間が余ったのでテキトーに歩いて東京タワーの前まで行った。京都タワーより何倍も大きい。京都タワーのせいでタワーを見ると「study」を思い出してしまうのだが、正月くらいは勉強から解放されたいものである。