卒業旅行の話
李代桃僵
重要な部分の代わりにどうでもいいのを犠牲にして勝利をつかむ(?)的な意味の故事成語。(理大東京ではない)
はじめに
世間一般では卒業式をやっていたであろう三月下旬。私はというとベットの上で闘病生活をしており高校の卒業式に出席できませんでした。
ただ卒業式の数日後の卒業旅行というか、仲間内で温泉には行けたので今日はそれを振り返りたいと思います。
一日目
当日朝、受験シーズンはほとんど顔を合わせる機会もなく、久々に学友の顔を見て感動しました。ああ、こんな感じだったなといった感じで卒業の実感のなかった私にとってはただただ”いつもの”といった感想でした。特急で麻雀をやりながら目指すは群馬県吾妻郡草津町。(吾妻郡ってACAGtestで聞いたな)
まったく何が楽しくて男だけで温泉地なんていくのかと、皆さん思ってるでしょうが僕も思ってます。温泉旅行ではなく部屋でスマブラやったり、河原を歩いたりしただけです。でもそれが楽しいんだよなあ。
河原の道中もまた面白かった。
まんじゅう屋さん「饅頭おいしいよ~ 食べたか~?」
ゼニガメ「食べました~(大嘘)」
まんじゅう屋さん「正直てよろしい!」
個人的なハイライトはカモシカにあったこと。初めて見ましたニホンカモシカ。科学部生物班でムササビ見たりネズミトラップ仕掛けたりはしたけどカモシカはない。生物班も楽しかったけどね。高校で生物を選択した人がどんなことやってるのか、私、気になります!!
一日目は神社と西之川原にいって終了。ホテルで似顔絵大会を開催したけど僕の画力はひどかったらしい。もっと書けると思ったのだけれどね。
スマブラとか風呂とか正直忘れましたが、群馬FMを聞いてた気がする。受信報告はしてないけど。
ごはんはバイキングで肉がうまかった。みんな肉だけ何度も取りに行ってた。あと天ぷらも取りすぎて最後本当にきつかったのは覚えてる。
二日目
二日目は満を持して東大赤門(見ればわかる)に入門。雪の中の神社で犬が楽しそうにしてました。(自分たちも社会の犬になるんだけどね)
あとは医者の卵がうるさかったですまる。
東大を退学して向かったのは西之川原。二日連続です。降る雪が全部~ 足湯でとけてました。あのお湯の川ってなかなか面白そう。
近況
卒業した気がしないなか、大学で過ごして一週間。自分のなかでなかなか割り切れないというか、環境の変化にうまく適応できていない部分も多く、不安も大きいです。友達作りとかも下手なのでなかなか高校のノリというか、腹を割って話せる人ができるのには時間がかかりそうです。大学で友達できてるのにLINEやらで通話してくれる人にはここで感謝を述べておきます。ありがとう。
(また夏休みあたりで同窓会できたらいいけども。)
後輩へ
もしかしたら高校の後輩も読んでるかもしれないので一言。受験校は偏差値で選んではダメです。多少なりとも興味を持てる分野の学校を選んでください。友達と同じ学校というのもアリです。一人くらい昔からの友達いないと結構きついと思います。みんなあだ名が定着しないとか名字でしか呼んでもらえないとか、物足りなさを感じているみたいです。(驚くべきことに大学で僕をチャーリーと呼ぶ人はいません!!メアリーもちーつーもそう呼ばれてないとか...)
このブログの名前の由来であるM君だっていまや海に送られてしまいましたしまた会うことがあるのか。また会いたいものですけどね。
残りの高校生活で友達と違う学校になってしまっても話せるような莫逆の友を作ってください。
前に古人を見ず、後に来者を見ず。僕と同じ道はたどらないように。